原爆ドーム、広島平和記念資料館を訪れて。

こんにちは、てしこです。

 

空はこんなにも快晴で、春めいた陽気。

そんな中、忽然と聳え立つ原爆ドーム

今日は原爆ドーム広島平和記念資料館に行ってきたので報告します。

 

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戦前と比べて格段に「豊かな」国になった日本。

時折、虚しさや物足りなさ、孤独を感じることは日々ありますが、それは生活的困窮をしていない、健康であることが大前提として。

ビル群を背景に、原爆ドームには語らずとも、見ただけで、私たちが日々の生活の中で「忘れてはならないもの」を訴えてくる破壊力がある。

 

原爆ドームを背景に、自撮りしている子もいたけど、なんか違うなぁと個人的に思ったり…。

 

 

 

 

平和記念公園を歩いていると、綺麗なのどかな公園で、自転車が颯爽と走っていたり、ベンチでランチを食べたりしている人がいて、時の経過を感じる。

 

 

 

 

 

平和記念資料館。

なにを書けばいいかわらない。

終始寒気がして怖くてたまらなかった。

 

 

キャプションがあったけれども、

展示物を見ただけで、核兵器がもたらした悲惨さが体に伝わってきて、じっくりは見ていられなかった。

 

 

 

実際、被爆した方がその時みた自分の記憶を記録に残そうと素人ながら描いたという絵が展示されていた。

 

ここは日本かって思うくらい、さっき見た平和記念公園の長閑さはなく、死んだ人の頭がたくさんあって、現実ではない別世界があって、でもそれは夢ではなく現実であって。空想の世界の様な、現実の「生き地獄」。

 

 

 

朝ごはんを食べて、「行ってきます」て元気よく出た我が子が、帰ってこない。どこにもいない。遺体も見つからない。

 

 

 

 

変わらない、明日なんて当たり前にくると思ってるけど、そうではない。

 

 

 

 

 

我々に、何ができるんだろう。